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“ミナミの妖怪”と呼ばれる大金持ち・美濃村（泉谷しげる）を自分の客にすると決意した彩香（加藤ローサ）は、チャンスを３回くださいと申し出る。さらに、もし失敗した場合は店を辞めると、美奈（中島知子）や麗子（小沢真珠）に宣言した。
　折しも、翌日は新調日。新しい服を買うお金がない彩香は、同僚の美樹（前田愛）のお古のドレスをリフォームして見違えるようなドレスに作り変える。しかし、一瞬目を離した隙に何者かにズタズタに引き裂かれてしまう。麗子の仕業なのか・・・？　美濃村が来店するまで時間がない。彩香はとんでもない秘策を思いつく！
　さらに彩香は、美濃村が貧しい生まれからのし上がったことを直人（松田翔太）から聞き、美濃村に向かい、単に客とホステスの関係ではなく、人間対人間のおつきあいをさせていただきたい、と言い放つ。そして、自分の生い立ちを包み隠さず打ち明けた。美濃村の心の殻を破るには、まず自分が全てをさらけ出すしかない、と判断した末の行動だった。翌日、美濃村は彩香を連れ出した。どんなことでもする覚悟があると訴える彩香に対し、美濃村は「それはわしが寝ろと言ったら寝るということか？」と聞き返したが！？